こんばんよーもりぞーです
2025年4月、ついに「トランプ砲」が炸裂しました。 アメリカの新大統領ドナルド・トランプ氏が突如、中国や日本に対して相互関税の再導入を発表。 世界の株式市場は大混乱に陥り、ダウ平均は1,300ドル近く急落、日経平均も2日で1,500円以上の下落…。
株クラ界隈では「#ブラックマンデー再来」なんて言葉も飛び交っています。
そんな状況の中で、積立メインの投資家がいま「絶対にやってはいけない行動」、そして「長期的に取るべき戦略」をわかりやすく解説します。
✅この記事でわかること
- トランプ砲とは何が起きたのか?
- なぜ市場がこんなに荒れているのか?
- 積立投資家は売る?買う?静観?
- パニック相場で絶対にNGな行動
- 混乱時に買っておくべき資産3選
- 実際の積立継続派の声も紹介!
📉まずは現状整理:2025年4月「トランプ砲」で何が起きた?
2025年4月、トランプ大統領は「相互関税(Reciprocal Tariffs)」政策を発表し、各国からの輸入品に対して新たな関税を導入しました。以下に、主要国・地域とその対象品目、適用される関税率をまとめます。Nippon.com | Your Doorway to Japan+1Bloomberg.com+1
国・地域 | 対象品目 | 関税率 |
---|---|---|
🇨🇳 中国 | 全輸入品 | 34% |
🇹🇼 台湾 | 全輸入品 | 32% |
🇻🇳 ベトナム | 全輸入品 | 46% |
🇪🇺 欧州連合(EU) | 全輸入品 | 20% |
🇮🇳 インド | 全輸入品 | 26% |
🇯🇵 日本 | 自動車、電子機器など | 24% |
その他の国 | 全輸入品 | 10%(基本関税率) |
この政策の目的は、米国が他国から受けている関税や非関税障壁に対抗し、貿易の公平性を確保することにあります。特に日本に対しては、自動車や電子機器などの主要輸出品が対象となり、24%の関税が課されることとなりました。
その後各国は以下のような対応を取りました。
中国の対応
中国政府は、米国の関税措置を「脅迫」と非難し、「最後まで戦う」と強調しました。 また、米国からの輸入品に対して34%の報復関税を課すと発表し、さらに米国が追加関税を実施した場合、さらなる対抗措置を取る姿勢を示しました。
欧州連合(EU)の対応
EUは、米国の鉄鋼やアルミニウム製品、繊維製品、農産物、家電製品など、総額260億ユーロ相当の米国製品に対して報復関税を課す計画を発表しました。 EUのフォン・デア・ライエン委員長は、中国の李強首相との電話会談で交渉を呼びかけ、外交的解決を模索しています。
日本の対応
日本の石破茂首相は、トランプ大統領との電話会談で関税措置への失望を伝え、再考を求めました。 また、日本は交渉チームを米国に派遣し、関税引き下げや市場障壁の撤廃に向けた協議を開始しました。
メキシコの対応
メキシコのシェインバウム大統領は、米国の関税措置に対し、報復関税を含む対抗措置を取ると表明しました。 具体的な対象品目や規模は明らかにしていませんが、国家の利益を守るための措置を実施する意向を示しています。
カナダの対応
カナダのカーニー首相は、米国の関税措置に対し、1550億カナダ・ドル相当の米国産品に25%の報復関税を課す方針を発表しました。 まず、300億カナダ・ドル相当の米国産品に関税を課し、残りは今月中に実施する計画です。
これらの各国の対応により、世界的な貿易摩擦が激化し、経済的な影響が懸念されています。
😱 投資家たちの反応
せっかく新NISAでオルカン積み立ててたのに…全戻しどころか含み損!
年初来+20%だった米国株がマイ転…信用買いしてたからキツすぎ
これは暴落の序章?それとも絶好の買い場?判断に迷う…
💡でも、積立投資家は「売らない勇気」が最大の武器
こういうパニック相場のときほど、
❌ 感情で売ってはいけません!
積立投資の本質は「時間を味方につける投資」。
リーマンショック、コロナショックのときにも、売らずに積立を継続した人が5年後・10年後に大きなリターンを得ました。
📌例えば:
- 2008年のリーマンショック → VTI(米国ETF)を積立継続した人は10年で2倍以上に
- 2020年のコロナショック → 一時大暴落 → 2021年には最高値更新
🚫パニック相場でやってはいけないNG行動3選
NG①:積立投資を途中でやめてしまう
これは最悪の行動。
一時的な含み損にビビって売却してしまうと、せっかく安く仕込める「チャンス」を自ら逃してしまいます。
📉暴落=安く買えるチャンス!
むしろこの時期は「仕込みどき」。
積立の自動購入を止めず、ルール通り淡々と継続しましょう。
NG②:SNSに振り回されて狼狽売り
SNSでは「全部売った」「金に逃げた」「この世の終わり」といったネガティブ情報が飛び交います。
でも、他人のポジションとあなたの目的は違います。
🔍「自分が何のために積立しているのか?」を忘れずに!
将来の老後資金、子供の教育費、住宅資金…
目的が10年、20年先なら、目先の暴落に一喜一憂する必要はありません。
NG③:暴落したからといって一括で買い向かう
これは一見「賢い」ように見えて、実は大きなリスクをはらみます。
✔今が底とは限らない
✔ナンピン買いで資金を失う可能性
積立メインでやっているなら、今こそ毎月の積立を継続して、ドルコスト平均法の威力を信じるべき時期です。
✅積立投資家が今とるべき3つの行動
✅① 積立の継続こそ最強戦略
相場が下がっているということは、今が”バーゲンセール”のようなもの。
将来に向けて、今こそ淡々と積立を継続することが重要です。
✅② 積立額を一時的に増やすのもあり
余剰資金がある人は、”いつもより多めに買う”という選択肢もアリ。
とはいえ、焦って無理な金額を入れるのはNG。生活資金の余裕が最優先です。
✅③ メンタルを整える
暴落相場で心が折れそうになったら、一度ポートフォリオを見ないのも手。
定期的に「なぜ積立しているのか」「自分のゴールは何か」を振り返ることで、軸がぶれなくなります。
📈いま注目すべき資産・投資先3選(2025年4月版)
🌍① オルカン(全世界株式インデックス)
→ 長期投資の王道。どんな国が強くなってもOKという安心感。
🇯🇵② 高配当・内需系の日本株ETF(例:1478、1651など)
→ 為替影響を受けにくく、関税問題にも比較的強い。
🏘️③ 日本REIT(不動産投資信託)
→ 金利上昇が限定的な今、利回り確保に有効。生活インフラに直結する銘柄も多く安定性◎
🔺トランプ砲の影響:個別株で見る「好影響・悪影響・無関係」銘柄
🌟好影響を受ける可能性のある銘柄【3選】
- 川崎汽船(9107)
→ 海運業界は代替ルートの活発化や、需給のひっ迫で運賃上昇が期待される。 - INPEX(1605)
→ 原油価格の高騰とインフレで資源系企業は追い風。 - 日本製鉄(5401)
→ 輸出競争力は下がるが、米国での生産体制強化により国内回帰・恩恵あり。
🔻悪影響を受けやすい銘柄【3選】
- トヨタ自動車(7203)
→ 米国市場への輸出が多いため、関税で利益圧迫懸念。 - ソニーグループ(6758)
→ 世界市場向けに展開しているため、関税コストが直撃。 - ファーストリテイリング(9983)
→ 海外生産&輸出モデル中心。世界的保護主義の影響を受けやすい。
🟰ほぼ影響を受けにくい銘柄【3選】
- 日本電信電話(9432)
→ 国内通信インフラ。為替・貿易戦争の影響は限定的。 - KDDI(9433)
→ 内需中心+通信というディフェンシブ性。 - コスモス薬品(3349)
→ 地方型ドラッグストア。生活必需品の供給主体で相場に左右されにくい。
※個別株はChatGPTの予測です。必ず安全というものではありません
🗣【リアルな声】積立投資を続けた人の体験談
「2020年のコロナショックでも積立をやめなかった。それが今の資産形成につながっている」
(40代会社員/SBI証券・オルカン積立中)
「怖くて売りたくなったけど、”下がってる今こそ買い場”という言葉を信じた」
(30代主婦/楽天証券・eMAXIS Slimシリーズ活用)
「昔は狼狽してたけど、今は感情と切り離して、ロボットのように積立してる(笑)」
(50代フリーランス/米国ETF中心の積立投資)
📚暴落相場のメンタルを整える本3選
1. 『敗者のゲーム』(チャールズ・エリス)
→ 長期投資の教科書。インデックス投資の意義を再確認できる名著。
2. 『ウォール街のランダム・ウォーカー』(バートン・マルキール)
→ 市場は予測できないことを前提に行動することの大切さがわかる。
3. 『インデックス投資は勝者のゲーム』(ジョン・C・ボーグル)
→ Vanguard創業者による「投資家のバイブル」。
✅まとめ|「暴落は怖くない。むしろ資産形成の味方になる」
- 暴落相場こそ、積立投資の真価が問われる時。
- 売らず、逃げず、感情に振り回されない。
- 淡々と積立を続けることが、未来のあなたを救う。
💬「投資の敵はマーケットではなく、あなた自身の感情」
暴落に打ち勝った経験は、投資家としての自信とリターンをもたらします。
あくまでも投資は自己責任では有りますが
このトランプ砲すら、5年後には「チャンスだった」と笑って振り返れるように。今を共に乗り越えていきましょう。
また、いつか、どこかでー
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